〜初心者が、一歩踏み出すために知っているといいこと〜
候補が2つ以上ある、という贅沢な環境の人もいると思います。どっちに行ったらいい? 結論、まずはどちらも体験してみてほしい、です。なぜなら、同じ初心者・入門クラスでも、講師や受講者の顔ぶれで、内容がかなり変わるからです。
バレエのクラスは、講師の指示に従って行われるレッスンです。指定されたパ(動き)の通りに身体を動かし、体得していくものです。たとえできなくても、やってみる時間。
受講者にできる人が多いと、できる人たちに合わせた流れができ、逆に少ないといつまで経っても進まない感覚に陥ることもあるでしょう。クラスは、全体のレベルによっても流れが変わるのです。
一方で講師は、どの背景を持っている人かによっても変わってきます。バレエはヨーロッパで発展した舞台芸術ですが、歴史的に3大バレエ国と呼ばれるフランス、ロシア、イギリスでもメソッドの違いがあるのです。あなたは好きなバレエダンサーがいますか? いるのなら、同じルーツを持った講師の方が楽しいかもしれません。
講師の男女差も気になるでしょうか? 基礎レベルであれば、あまり違いはないですが、どうしても身体の修正を行う際に触れる必要が出てくるので、気になる方は同性の方がいいかもしれません。
日本には、大手バレエ団系列のスタジオ、バレエ団出身者の個人スタジオ、カルチャーセンターの講座、ジムのプログラムなどがあり、意外に身近に環境が整っています。続けるには通いやすい場所が最適ですが、同じくらい講師と受講者の雰囲気が重要になってくると思いますよ。
実はわたし、始めた当初こそスタジオジプシーになっていました。もっと早く上達したい! という焦りから、もっといいクラスがあるのでは? と求めすぎてしまったからです。最終的には、「この講師が素敵!」という憧れの心理が、今日もレッスンに励むモチベーションに繋がり、そして何より基礎をしっかり身につけることが、上達への近道な気がしています。
クラスの選び方については、また次の機会に。
